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変化の春、心と体を守る「セルフケア」のすすめ

日差しに春の訪れを感じる季節となりました。 3月は、卒業や異動、新生活への準備など、ご自身やご家族の環境が大きく変わる方も多いのではないでしょうか。
「春はあけぼの」と言われますが、実は医療の現場から見ると、3月は1年で最も心身のバランスを崩しやすい時期でもあります。新しい生活への期待の一方で、知らず知らずのうちにストレスや疲れを溜め込んでいませんか?
今回は、変化の多い3月を健やかに過ごすためのポイントをご紹介します。
「春の寒暖差」による自律神経の乱れを整える
3月は「三寒四温」と言われるように、日ごとの気温差や、1日の中での昼夜の温度差が非常に激しい時期です。
体温調節をサポート: 激しい気温差に体が対応しようとすると、自律神経が過剰に働き、激しい疲労感(寒暖差疲労)を引き起こします。着脱しやすい服装で、こまめに体温調節を行いましょう。
首元を冷やさない: 太い血管が通る首元をストールなどで保護すると、自律神経の安定に役立ちます。
ぬるめのお湯でリラックス: 38〜40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、高ぶった交感神経を鎮め、良質な睡眠につなげることができます。
「環境の変化」によるメンタルケア
引っ越しや職場の変化など、例え「おめでたい変化」であっても、脳にとっては大きなストレスになります。
「100点」を目指さない: 新しい環境では、誰しも緊張するものです。最初から完璧を目指さず、「まずは慣れればOK」と自分に合格点を出してあげましょう。
深呼吸の習慣を: 忙しい時ほど、意識的に深く息を吐いてみてください。深い呼吸は副交感神経を優位にし、心のパニックを防いでくれます。
何もしない時間を作る: 準備や手続きで忙しい時期ですが、1日15分でも「スマホも見ず、何もしない時間」を確保することが、心の回復には不可欠です。
「春の旬」で内側から元気に
3月の旬の食材には、冬の間に溜まったものをリセットし、代謝を助ける成分が豊富に含まれています。
苦味のある野菜: 菜の花、ふきのとう、タラの芽などの「苦味」成分(植物性アルカロイド)は、新陳代謝を促す働きがあります。
ビタミンB1で疲労回復: 変化による疲れには、豚肉や豆類に含まれるビタミンB1が効果的です。
抗酸化作用のある果物: いちごなどのビタミンCが豊富な果物は、ストレスへの抵抗力を高めてくれます。
まとめ
3月は「別れと出会い」の季節。心が揺れ動くのは、それだけあなたがこれまでを大切にし、これからに一生懸命になろうとしている証拠でもあります。
もし、「なかなか眠れない」「食欲がない」「やる気が起きない」といった症状が続く場合は、環境の変化による疲れが原因かもしれません。。
心と体を上手にメンテナンスしながら、新しい季節への一歩を軽やかに踏み出していきましょう!